JUGEMテーマ:日常
きのう 土曜日
朝3時起床
どんよりと曇って星も見えない
天気予報では、午前に小雨であと曇
じゃあ 山へ行こう!
4時20分 自宅出発
5時前、名栗さわらびの湯のそばの無料駐車場
(6時まえでも閉鎖されていなかった)
ダムの上を歩いて 白谷沢登山口
5時25分
小雨がぱらついてきたが、樹木が生い茂った沢だから
カッパは出さない
この白谷沢ルートは、50年くらい前に登った記憶がある
本格的な沢登り だったような……
しかし、今回登ってみると、道、標識ともに整備されている
雨後で水量は多かったが 水にぬれることなく通過できた
6時35分 白孔雀の滝
あたりはますます暗くなり 不安になるが
3人に追い抜かれた この天気でも人気のルートらしい
こんな注意標識も
久しぶりの登山で、ペースがガクッとおちた
7時10分 大名栗林道に出る
長らく通行止めの林道を横切って
登山口へ
ここからは普通の登山道です
7時40分 岩茸石
(私は猿岩石と呼んでいる)
ヨタヨタと登っていたら、さきほど沢で追い抜いた
若いカップルが棒の峰登頂して、もう戻ってきていた
「滑るからお気をつけて」
やさしく声をかけて さっそうと駆け下っていった
8時30分 ゴンジリ峠
まだ 急登つづく
9時 棒の峰 到着
霧はますます濃くなり 視界はまったく なし
休憩所に、ここの常連さんがいて
すっかり話し込んでしまった
長尾丸山ルートの情報仕入れた
9時45分 出発
霧雨と汗がすっかり冷えて 寒くなりカッパ着用
10時5分 槙ノ尾山到着
道は明瞭だが 霧は辺り一面 真っ白
ここから苦難の道が始まります
長尾丸山の手前を、林道に下って仙岳尾根から
名栗の釣り場へ降りる予定だった
1時間歩いても、右に林道の気配なし
そのうち どうも長尾丸山の左側を巻いているのに
きがついた
しかし、太陽も濃い雲のなか、名栗側、青梅側も
深い霧で皆目わからない
そのうち 急斜面でザイルが張ってある箇所をすぎて
不安が増してきた
引き返そう
そしたら 見当違いへ進んだらしく足元は絶壁
国土地理院の詳細地図と磁石を出して
位置の確認
あれ! とんでもない方向を北を指している
壊れたのだ(故障していません。)
スマホのグーグルマップで位置確認すると
なんと 吾野あたりを指している
すべてが信頼できないと腹をきめて
一番高いところの尾根道を探し進む
12時45分
木に何か張り紙が…
クロモ山
なんと 私は東へ引き返していると思っていたが
西に進んでいた
ここまで来たら 日向の沢経由有間峠が安全
13時15分 山なし山
「長尾丸山から先はアップダウンも激しいし行程は長い」
さっき棒の峰で聞いた言葉があたまをよぎり 萎えそうになる
深い霧でルートを見つけるのも苦労する
ズルズル滑る斜面を木の根っこにしがみつき上がると
「なんか見たことのある所」
そうです 一年前に日向の沢からきて進むのを断念したところ
14時10分 懐かしの鉄塔
上部は雲の中です
14時30分
日向の沢への急登の手前から 右に(北の方向)へトラバース
ここも 昨年の台風の影響で所々欠損
やっと 尾根道へでて 有間峠へひたすら歩きます
16時 有間峠到着 手前は道路崩壊していました
天気のいいときは東京スカイツリーがみえるというのに
さあ ここからは逆川林道を名栗へ下ります
道を迷う心配はないけど 10キロ以上の距離
まあ、今日は夏至で一番日没が遅い
でも 太陽は一度も顔を出さなかったけど。
ときどき水を飲むくらいで、写真をとる気力ありません
でした
予定より遅れに遅れて 名栗落合(釣り場)へは
18時30分
ここで、ヒッチハイクでもしようと思っていたけど
誰もいない
さわらびの湯の駐車場まで まだ4キロくらい
19時30分 無事到着
もちろん 真っ暗です
歩いたルート
ハイライト部分
距離 25キロくらい かも。
所要時間 14時間30分 (かなり遅いペースに頻繁な休憩)
歩数 48921歩
反省
無事に帰ってこれたけど 一歩間違えれば遭難ケースです
自分の体力を自覚すること
天候にはもっと気をつけて、晴天以外は山行禁止
でも でも
以前から気になっていたルートを踏破した充実感はあります